日本史の流れ−2 (詳細版)

簡略版に、各時代の出来事を簡単に付け加えました。
先ずは大きな流れをとらえて、その後に、日本史年表へと進めばわかりやすくなるかも知れません。

参考:初詣と米子近郊の神社  古代の天皇

旧石器時代 (BC400万年−BC12000年)

縄文時代 (BC12000万年−BC500年頃)
遺跡 大森貝塚、三内丸山遺跡
政治 ムラの形成、母系制社会、階級未分化
経済 採集経済
文化 縄文式土器、竪穴式住居、土偶、貝塚、弓矢、自然崇拝、精霊信仰、屈葬
弥生時代 (BC500頃−AD260頃)
BC500年頃〜 弥生時代前期 稲作流入、クニの形成
政治 クニの形成、階級発生
経済 水田稲作農業、富の蓄積
文化 弥生式土器、横穴式住居、伸展葬
BC200年頃〜 弥生時代中期  稲作の定着、青銅器祭祀
  政治 国の形成、後期において第1次国内争乱 
 経済 稲作定着
文化 青銅器(銅剣、銅鉾)、農耕儀礼
AD 50年頃 弥生時代後期 鉄器利用、小国家(部族国家)形成、倭国大乱、邪馬台国
政治 奴国王:後漢に遣使。「光武帝」から印綬を受ける。(AD57)
倭国王:倭面土国王「帥升」等、後漢「安帝」に遣使。生口を献ず。
倭国大乱
卑弥呼:邪馬台国の女王、魏との交流、親魏倭王の金印(AD239)
壱与:西晋へ遣使(AD265)
経済 水田稲作農業、富の蓄積
文化 鉄器、舶載鏡、大型墳丘墓
古墳時代 (AD300年頃−600年頃)
260年頃〜 古墳時代前期 大和朝廷成立 氏族社会の形成
社会 大和朝廷成立、出雲王国衰退
政治 氏族社会の形成期、氏姓制度・部民制度の形成期
経済 屯倉
文化 副葬品(鏡・玉)、儒教伝来
400年頃〜 大和朝廷発展期 倭の五王の時代 氏族社会の発展、男系世襲制
社会 巨大古墳、吉備田狭の乱
政治 倭の五王(讃・珍・斉・興・武)
氏族社会の発展、氏姓制度・部民制度の強化
国造制(中央:大臣・大連・伴造、地方:国造・県主・稲置)
経済 交換経済、灌漑農業、養蚕、屯倉、土地私有の発生
文化 副葬品(武具・馬具)、埴輪、稲荷山古墳鉄剣銘文、江田船山古墳太刀銘
500年頃〜 古墳時代後期 氏族社会の完成、豪族の台頭(大伴氏、物部氏、蘇我氏)、合議制、仏教文化の流入  
社会 磐井の乱、継体・欽明朝の内乱、蘇我・物部の戦い
政治 26代継体天皇(507-531)(補佐=大伴氏)
     磐井の反乱鎮圧(AD527)
27代安閑天皇(531-535)
28代宣化天皇(535-540

29代欽明天皇(531-572)(補佐=蘇我氏)
  仏教伝来。百済より医学・易・暦伝来。
30代敏達天皇(572−586
31代用明天皇(586-588)
  蘇我氏、物部守屋を滅ぼす。
32代崇峻天皇(588-593)

経済 三蔵の成立(大蔵・内蔵・斎蔵)
文化 仏教伝来、旧辞・帝辞編纂

飛鳥時代 (592年−710年)
600年頃〜 飛鳥時代 中央集権制の萌芽 、飛鳥文化、国家仏教の発展
社会 山背大兄王事件(上宮王家滅亡) 乙巳の変
政治 33代推古天皇(593-628)、摂政聖徳太子
    仏教興隆の詔、官位12階制、憲法一七条、遣隋使
34代舒明天皇(628-641)
    第一回遣唐使(犬上御田鍬)
35代皇極天皇(641-645)
    乙巳の変、国記・天皇紀焼失

経済 公地公民制への移行期

文化 飛鳥文化=最初の仏教文化(33代推古天皇、聖徳太子の時代)

建築:飛鳥寺(釈迦如来像)、四天王寺、中宮寺(弥勒菩薩像)
    法隆寺(釈迦三尊像、百済観音像、救世観音像)、法起寺、エンタシス
史書:国記・天皇紀編纂
美術   
  仏師:鞍作止利
  絵画:玉虫厨子

650年頃〜 白鳳時代 律令制準備  国史編纂開始 白鳳文化の発展  万葉歌人
社会 乙巳の変(大化改新)、蝦夷討伐(安倍比羅夫)、白村江の戦、壬申の乱

政治 36代孝徳天皇(645-654)
   大化改新(実際には中大兄皇子と藤原鎌足の政治)
   年号制定、難波京遷都
   公地公民制、班田収受法(租庸調・雑徭、口分田)、食封
37代斉明天皇(655-661
   飛鳥岡本宮遷都、蝦夷討伐(安倍比羅夫)
   白村江の戦、国防強化(防人、烽、水城、大野城)
38代天智天皇(661-671)
   称制、大津宮遷都、近江令施行、こう午年籍
40代天武天皇(672-686)
   飛鳥遷都、飛鳥浄御原令制定(律令制準備)、八色の姓、国史編纂開始
41代持統天皇(686-697)(補佐=藤原不比等)
   藤原京遷都、飛鳥浄御原令施行、国史編纂(家伝没収)、こう寅年籍
42代文武天皇(697-707)(補佐=藤原不比等)
   大宝律令制定

   中央官制(2官8省)、地方行政(五畿七道、国・郡・里)
   身分制度(五色の賤)、司法制度(5刑、八虐)
   土地制度(班田収受、条里制)、軍事制度(衛士、防人)

経済 斑田収受、武蔵の銅、富本銭、和同開珎

文化 =文化(白鳳文化)

建築
  薬師寺(薬師三尊像)、法隆寺(阿弥陀三尊像)
文学
  万葉歌人(額田王、柿本人麻呂)
  
奈良時代 (710年−794年)
700年頃〜 奈良時代 律令国家  国史編纂  国家仏教 天平文化  
社会 長屋王の変、藤原広嗣の乱、道鏡事件、蝦夷の反乱
政治 =律令による国家統治

43代元明天皇(707-715)(補佐=藤原不比等)
    平城京遷都(長安にならった条坊制)  
44代元正天皇(715-724)(補佐=長屋王)
    律令国家(養老律令)、三世一身の法、国史編纂(日本書紀、風土記)
45代聖武天皇(724-749)(皇后=藤原光明子)(補佐=藤原4卿−−橘諸兄)
    国分寺建立の詔、大仏造立の詔、藤原広嗣の乱、墾田永年私財の法
46代孝謙天皇(749-758)(補佐=藤原仲麻呂)
    東大寺大仏開眼供養
47代淳仁天皇(758-764)
48代称徳天皇(764-770)(補佐=道鏡)
    道鏡譲位事件。和気清麻呂によって阻止。
49代光仁天皇(補佐=藤原百川)
    天智天皇の孫。天武朝の終焉。
50代桓武天皇(781-806)
    長岡京遷都、平安京遷都
  
経済 =公地公民制崩壊(百万町歩開墾計画、三世一身法、墾田永年私財法)

初期(墾田制)荘園の発生、蓄銭叙位令、陸奥の金

文化 =天平文化(鎮護国家仏教、聖武天皇の時代)

建築
  東大寺、大仏開眼、唐招提寺、国分寺建立、正倉院
文学
  古事記、日本書紀、風土記、万葉集、懐風藻、続日本紀
美術
  彫刻:興福寺阿修羅像
  絵画:吉祥天画像
宗教
  奈良仏教=南都六宗、(鎮護国家)
     法相宗 (ほっそうしゅう)---開祖:道昭、寺院:興福寺・薬師寺
     倶舎宗 (くしゃしゅう) --- 開祖:道昭、寺院:東大寺・興福寺 法相宗の付宗
     三論宗 (さんろんしゅう) --- 開祖:恵灌、寺院:東大寺南院
                      華厳宗や真言宗に影響を与えた。
     成実宗 (じょうじつしゅう) --- 開祖:道蔵、寺院:元興寺・大安寺 三論宗の付宗
     華厳宗 (けごんしゅう、)---開祖:良弁・審祥、寺院:東大寺
     律宗 (りっしゅう) --- 開祖:鑑真、寺院:唐招提寺

  行基---道昭の弟子とされる。
       奈良の大仏(東大寺など)建立の実質上の責任者。
       一時弾圧を受けるが、この功績により東大寺の「四聖」の一人。

平安時代 (794−1192)
800年頃〜 平安前期 摂関政治(藤原時代)の始まり
弘仁貞観文化(唐風文化)の隆盛、国風文化の萌芽
社会 藤原薬子の乱(弐家)

政治 =摂関政治の始まり

50代桓武天皇(781-806)(律令再建築=延暦の治
    地方政治の粛正(巡察使、勘解由使、)
    民政改革(雑徭半減、出挙率低下、班田12年に1回)
    兵役改革(健児の制)、政教分離(平安遷都)
    蝦夷の反乱鎮定(坂上田村麻呂)
51代平城天皇(806-809)
    4年で譲位し、上皇となる。
52代嵯峨天皇(809-823)
    薬子の乱鎮圧(藤原仲成・薬子姉妹の乱。以後弐家は没落。北家の隆盛へ)
    弘仁格式の編纂(3大格式=弘仁格式、貞観格式、延喜格式)  
    蔵人・検非違使の設置
56代清和天皇(858-876)
    摂政:藤原良房(最初の摂政
58代光孝天皇(884-887)
    関白:藤原基経(最初の関白
59代宇田天皇(889-897)
    滝口の武士を設置

経済 =墾田制荘園発達

  寺田・神田・位田・功田の私有地化
  政府は勅旨田・官田・公営田・諸司田の設定
  墾田制荘園発達

文化 弘仁貞観文化(唐風文化、漢文学、密教芸術) 国風文化の萌芽 
  
建築
  山岳寺院建築(春日造、流造)
文学
  六国史の編纂、漢文学
  六歌仙(在原業平、小野小町、文屋康秀、大友黒主、僧正遍昭、喜撰法師)
  物語:竹取物語、伊勢物語
美術 
  彫刻:一木造り、翻波式彫法
  絵画:曼陀羅、大和絵
  書道:三筆(嵯峨天皇、空海、橘逸勢)
宗教:密教(平安2宗:真言宗、天台宗)

900年頃〜 平安中期 藤原氏と天皇家の相剋(延喜の治、遣唐使廃止、天暦の治、安和の変)
藤原時代、武士団の発生
荘園乱立、国風文化の発達
社会 道真左遷、武士団の発生、平将門の乱・藤原純友の乱、安和の変

政治 藤原氏と天皇家の相剋

第60代醍醐天皇(897-930)(延喜の治)
    藤原氏に対する天皇権力の回復(延喜の荘園整理、延喜式)
    遣唐使廃止(894)
第61代朱雀天皇(930-946)
    将門の乱・純友の乱鎮圧。荘園の乱立始まる。
第62代村上天皇(946-967)(天暦の治)
    乾元大宝鋳造 後撰和歌集編集。
第63代冷泉天皇(967-969)
    安和の変。以後、藤原の政権へ。

経済 =荘園の乱立
    国衙支配方式、名田の発生、
    開発領主の発生、国衙領の形成
    寄進地系荘園、不輸・不入の権

文化 =国風文化(日本風の貴族文化の発展、かな文字の使用)
  
文学
  勅撰和歌集:古今和歌集
  物語文学:源氏物語
  日記文学:土佐日記
  随筆文学:枕草子
書道
  三蹟(小野東風、藤原佐里、藤原行成)
宗教
  加持祈祷、陰陽道、末法思想、浄土教(空也、源信)、御霊会
  
1000年頃〜 平安後期 藤原時代の最盛期
社会 前九年の役、後三年の役
政治 =摂関政治

67代 三条天皇(1011-1016)
      藤原道長:摂政、京都に法成寺建立(御堂関白:実際には関白になっていない)
68代 後一条天皇(1016-1036)
      藤原頼道:摂政・関白、宇治に平等院建立(宇治殿)
国司の受領化

経済 荘園公領制
文化 =国風文化の発達(国風文化、浄土教芸術)

建築:平等院鳳凰堂
文学
  歴史書:栄花物語  日記:御堂関白日記
美術
  絵画:平等院壁画阿弥陀来迎図  彫刻:寄せ木造り(阿弥陀如来像;定朝作)
宗教
  修験道の成立:葛城山、熊野、金峰山、羽黒山

1100年頃〜 平安終期 院政開始、武士の台頭、院政文化
社会 保元の乱、平治の乱、頼朝挙兵、壇ノ浦の戦い
政治 =院政(天皇親政の復活、摂関家への対抗)

71代 後三条天皇(1068-1072)
      記録所設置、荘園整理令
72代 白河天皇(1072-1086)
      退位し、院庁を開く。北面の武士(平氏)の設置。
経済 記録所設置、荘園整理令
日宋貿易(平氏の独占)
文化 =院政文化(武士と公家の文化、地方文化、庶民文化)

建築
  中尊寺金色堂、三仏寺(三徳山)投げ入れ堂
文学
  歴史書:大鏡 今昔物語、梁塵秘抄
美術
  絵画:大和絵の広盛−源氏物語絵巻、鳥羽僧正「鳥獣戯画」 
芸能
  今様、田楽、催馬楽の流行
      
鎌倉時代 (1192−1333)
1200年頃〜 鎌倉時代 武士の政治、封建制度の確立
社会 承久の乱、蒙古襲来、正中の変 元弘の変 鎌倉幕府滅亡、建武の新政 
政治 =武士の政治、封建制度、幕府、将軍、執権

源氏
  初代 源頼朝−鎌倉幕府開設、御家人制、守護・地頭
  2代  源頼家−執権へ権力が移行
  3代  源実朝−頼家の子、公暁によって暗殺。源氏滅亡
            以後将軍家は傀儡となる。
執権(1−16代)
  初代:北条時政
  2代:泰時 
       承久の乱(後鳥羽上皇隠岐へ流罪)、六波羅探題設置
  3代泰時
       連署・評定衆を設置、御成敗(貞永)式目
  8代:北条時宗
       元寇、鎮西探題設置
  9代:北条貞時
       永仁の徳政令、以後北条得宗家の専横。
  14代:北条高時
       最後の得宗家
朝廷
  82代後鳥羽上皇
       西面の武士、承久の乱
  88代後嵯峨上皇死去
       皇統分裂  
         89代後深草天皇:大覚寺統(北朝)
         90代亀山天皇 :寺明院統(南朝)       
  96代後醍醐天皇(1318-1339)
       記録所再興、院政停止、正中の変、元弘の変、
       建武の新政へと進む

経済 荘園制 

貿易   :日宋貿易
商業   :定期市の成立、宋銭の使用
金融業 :借上、為替
運送業 :問丸、馬借、日宋貿易、
農業技術発達:蓄力、二毛作

文化 =鎌倉文化(公家文化と武士文化)

建築
  大仏様・禅宗様・和様建築、住宅=武家造
学問
  朱子学の伝来
  伊勢神道(度会家行:反本地垂迹説)、
  金沢文庫設立(北条実時)
文学
  和歌の隆盛(新古今和歌集、山家集、金槐和歌集)、連歌
  随筆:方丈記、徒然草
  軍記物:保元物語、平治物語、平家物語
  史書:今鏡、水鏡、吾妻鏡、愚管抄
美術
  写実彫刻:金剛力士像(運慶・快慶作)、天燈鬼像(康弁作)
  仏画
  絵巻物(一遍上人絵伝、蒙古襲来絵巻、地獄草子)
  似絵、頂相
宗教
  鎌倉新仏教(法然 親鸞 一遍、日蓮、栄西 道元)
芸能
  闘茶、茶寄会

室町時代@ (南北朝時代 (1335−1392)
1300年頃〜 南北朝時代 動乱期(皇統分裂→南北朝分裂→南北朝の合一)
社会 南北朝の分立、守護大名の発生、前期倭寇

政治
96代後醍醐天皇(1318-1339)
     正中の変、元弘の変→鎌倉幕府を滅ぼし建武の新政

  建武の新政
     院政停止、摂関廃止
     記録所再興、雑訴決断所、武者所、恩賞方、国司・守護の併置
     鎌倉将軍府、陸奥将軍府
  南北朝分裂
     中先代の乱、竹ノ下の戦い、湊川の戦い→建武新政の崩壊
     →光明天皇即位→南北朝分裂

室町(足利)幕府成立:将軍、管領(三管領:斯波氏・細川氏・畠山氏)
              侍所(四職:赤松氏・一色氏・京極氏・山名氏)、政所、門柱所
  初代 足利尊氏
        建武式目、観応の擾乱(尊氏vs直義の争乱)、半済・守護領国制
  2代  足利義詮
  3代  足利義満
        南北朝の合一
        守護大名抑圧政策(明徳の乱、応永の乱)
        守護大名の抵抗
        金閣寺造営

経済 室町幕府の財政基盤
  御料所、段銭、棟別銭、関銭・津料、倉役・酒屋役、元との貿易(天龍寺船)

文化 公家・武家の文化

建築
  禅宗様:栄保寺開山堂、安国寺
文学(五山文学:五山の僧を中心にした漢詩文学の全盛)
  和歌、連歌:
  歴史書:増鏡、神皇正統記
  軍記物:太平記
宗教(五山の制を制定:)
  禅宗:臨済宗
  禅僧:夢窓疎石
芸能
  田楽、闘茶、茶寄会

室町時代A (1392−1573)
1400年頃 室町時代 守護大名の強大化、農業・商業の発達
社会 南北朝の統一、守護大名の抵抗(永享の乱、嘉吉の乱)
政治 守護大名の抵抗、惣の形成、土一揆
   
4代足利義持(1394-1423)
    上杉禅秀の乱
6代足利義教(1429-1442)
    永享の乱、嘉吉の乱

惣村(自治的性格の強い村落)の形成、郷の形成
  惣の活動:寄り合い、入会地や用水の管理、百姓請け、自検断の執行
  惣の闘争:愁訴、強訴、逃散
         一揆(荘家の一揆・土一揆・国一揆・一向一揆)

経済 貿易
  日明貿易(勘合符)、一時中止(4代:義持)、再開(6代:義教)
  日朝貿易(通信符):三浦の開港(富山浦・乃而浦・塩浦)
  琉球貿易
  
農業
  二毛作、牛馬の使用
漁業
  地引き網、魚市、製塩業 
鉱業
  石見銀山、生野銀山、但馬銀山、佐渡金山、甲斐金山
手工業
  鍛冶・鋳物業、織物業、製紙業、醸造業、製油業、製陶業、漆器業
商業
  市の発達(六斎市)、問屋の発生、座の発達
金融業
  貨幣の流通(明銭=永楽銭)、為替制度、土倉・酒屋
交通
  馬借、車借

文化 北山文化=1400年頃の金閣寺に代表される豪奢・優美な文化

建築
  唐様:鹿苑寺金閣(1397)、和様:興福寺東金堂
  庭園:鹿苑寺、天龍寺、西芳寺
学問
  足利学校の再興(上杉憲実が再興)
文学(五山文学の全盛期)
美術
  絵画:水墨画(明兆、如拙の「瓢鯰図」)
宗教
  臨済宗:五山・十刹の制、僧録の制
芸能
  田楽をもとに、能楽の大成(観阿弥、世阿弥)、世阿弥による「風姿花伝」
  立花

1450年頃 戦国時代へ 幕府衰退、朝廷衰退、下克上、戦国大名、公家・貴族などが多く地方に下る。
戦国大名 伊達政宗、北条早雲、斉藤道三、武田信玄、上杉謙信、今川義元、織田信長
社会 土一揆、応仁の乱、下克上、戦国大名、後期和冦
桶狭間の戦、姉川の戦、延暦寺焼き討ち、三方原の戦、長篠の戦、足利幕府滅亡
政治 8代足利義政(1443-1473)
  応仁の乱(将軍家、守護大名の家督争いが発端)
    東軍:管領細川勝元、足利義視
    西軍:四職山名持豊、足利義政
  応仁の乱の結果
    下克上、戦国大名の発生、京都の廃退、文化の地方波及(小京都の発生)
  銀閣寺造営

戦国大名の分国支配
  分国法の制定:塵芥集(伊達家)、今川仮名目録(今川家)

織田信長の台頭
  桶狭間の戦い、入京、姉川の戦い、延暦寺焼き討ち
  足利義昭追放、足利幕府滅亡

経済 貨幣経済の発展
  明銭(永楽銭)の流通
都市の発達
  城下町、門前町、寺内町、港町、宿場町、自由都市
貿易
  日明貿易の終了(1547)
    ↓
  南蛮貿易の開始(1584)
    ポルトガル、イスパニアとの中継貿易
文化 東山文化=1500年頃の銀閣寺に代表される簡素・幽玄な文化

建築
  慈照寺:銀閣、(書院造り)、東求堂
  庭園(枯山水):竜安寺
学問
  朱子学の地方普及
文学
  正風連歌の確立、俳諧連歌の誕生・確立
  御伽草子:鉢かづき姫、酒呑童子、一寸法師、物くさ太郎、浦島太郎
美術
  水墨画:雪舟(天橋立図)、雪村
  大和絵:土佐光信
  水墨画+大和絵:狩野正信、元信
芸能
  能の流行:金春禅竹
  民間芸能:盆踊り、風流踊り、念仏踊り、幸若舞、古浄瑠璃
  茶道(侘び茶):村田珠光、武野
  華道:池坊専慶
宗教
  臨済宗:一休宗純  浄土真宗(一向宗):蓮如
  法華宗:日親     唯一神道:吉田兼倶

  キリスト教伝来(イスパニア人;フランシスコ・ザビエル)
    キリスト教の普及、キリシタン大名、天正遣欧使節の派遣
その他
  鉄砲伝来、鉄砲生産(堺、根来、雑賀)

安土桃山時代 (1573−1603)
1573年〜 安土桃山時代 天下統一へ向けて戦国武将が覇権を競う。  
戦国武将 斎藤道三、毛利元就、武田信玄、上杉謙信、今川義元
織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、徳川家康
社会 長篠の戦い、本能寺の変
山崎の戦い、賤ヶ岳の戦、小牧・長久手の戦、四国平定
九州平定、小田原平定、奥州平定、秀吉の天下統一、関ヶ原の戦い
政治 信長の政治
  @指出検地
  A商業政策
      楽市楽座、関所の廃止、撰銭令
  B宗教政策
      浄土宗・浄土真宗(一向宗)・日蓮宗の弾圧、キリスト教保護
  
秀吉の政治
  @統一戦争
      山崎の戦い、賤ヶ岳の戦、小牧・長久手の戦、四国平定
      九州平定、小田原平定、奥州平定

  A五奉行・五大老
  B刀狩り(兵農分離)、太閤検地(荘園の消滅)、人掃令(戸籍調査)
  C宗教政策
      バテレン追放令
  D対外政策
      朝鮮出兵:文禄の役
慶長の役
      南蛮貿易→朱印船貿易

経済 楽市楽座、関所廃止、撰銭令、南蛮貿易、朱印船貿易
文化 =安土桃山文化、南蛮文化

建築
  城郭建築:安土城、大阪城、伏見城、聚楽第、姫路城
  茶室建築:妙喜庵待庵、西芳寺湘南亭
文学

美術
  障壁画:唐獅子図屏風(狩野永徳)、牡丹紅梅図襖絵(狩野三楽)
  水墨画:
  風俗画:
  陶芸 :楽焼(楽家長次郎)、織部焼(古田織部)、薩摩焼(島津氏)
       有田焼(鍋島氏)、萩焼(毛利氏)
宗教
  キリスト教の普及
芸能
  茶道:千利休(侘び茶の大成)
  歌舞伎:出雲阿国
  その他:浄瑠璃、隆達節

その他
  南蛮文化:

江戸時代 (1603年−1868年)   近世
1600年頃〜 江戸前期 幕藩体制の基礎作り (初代家康−5代綱吉)
社会 大阪冬・夏の陣、豊臣氏滅亡、島原の乱、由井正雪の慶安の変、明暦の大火
政治 =幕藩体制の基礎作り

初代家康、2代秀忠 (大御所政治)
  江戸幕府、武家諸法度・禁中並公家諸法度、京都所司代
  キリスト教禁教令

3代家光(1623-1651)(幕藩体制の整備、武断政治)
  @幕府の政治機構
      中央:将軍、老中、寺社奉行、町奉行、勘定奉行、評定所、目付、大目付
      地方:京都所司代、郡代、代官
  A大名の統制(参勤交代):親藩、譜代、外様
  B身分制度:士農工商
  C農民の統制(慶安の御触書)
      村方三役:名主、組頭、百姓代
      農民の階層:本百姓、水飲み百姓、名子
      税負担:本途物成(本年貢、米作の40-50%)
            小物成(山河海の産物に対する税)
            夫役(陣夫役、国役、助郷役)
      農民の生活:村掟、村八分、5人組制度
  D鎖国
     キリスト教禁止令
     踏み絵、鎖国令、御朱印船廃止、宗門改

4代家綱(1651-1680)(文治政治への転換)
  各種の規制緩和が行われた。
     末期養子の禁を緩和、殉死の禁止、

5代綱吉(1680-1709)(元禄文化、補佐=大老堀田正俊→側用人柳沢吉保)
  学問奨励(朱子学、湯島聖堂)、生類憐れみの令、貨幣改鋳(質の悪化)
  幕府財政の悪化

経済
産業
江戸幕府の経済基盤
  @天領:400万石、旗本領:300万石

鎖国前の貿易
  初期:朱印船貿易(輸入は生糸、輸出は銀。東南アジア各地に日本町)
  その後:オランダ、ポルトガル、イスパニア
鎖国後の貿易
  オランダ」、清、朝鮮との貿易

農業の発達
  新田開発
    江戸初期:160万町歩→江戸中期:300万町歩
  農業技術の進歩
    用水路・ため池の建設
    農具(備中鍬、千歯扱き)
  商品作物
    綿、タバコ、養蚕、菜種、茶
水産業 
  地引き網  
林業
  木曾の檜、秋田の杉
手工業
  問屋制家内工業
商業の発達
  年貢の流通:蔵屋敷、蔵元、掛屋、札指
  株仲間の成立
貨幣の発達
  金貨:大判、小判  銀貨:長銀、豆板銀  銭貨:寛永通宝
  換算:金1両=銀50匁=銭4000文  (1両=4分=16朱=64糸目)
金融制度の発達
  両替商、札指、庶民金融
陸上交通
  主要道路:五街道(東海道、中仙道、日光街道、奥州街道、甲州街道)
  主要施設:一里塚、宿場(本陣、脇本陣、旅籠、木賃宿)、助郷役
  交通制限:関所、渡し (入り鉄砲と出女の取り締まり)
  飛脚制度:継ぎ飛脚、大名飛脚、町飛脚
海上交通
  西廻り航路、東廻り航路、南海路(菱垣廻船、樽廻船)
都市の発達 
  城下町:300諸侯の住む町
  三都  :江戸、大坂、京都 
  諸都市:港町、宿場町、門前町

文化 @寛永文化(1624-1643:家光の治世)
建築
  権現造 :日光東照宮
  数寄屋造:桂離宮
文学
  仮名草子
美術
  狩野派:狩野探幽(永徳の孫、幕府御用絵師)
  土佐派:俵屋宗達「風神雷神図屏風」
工芸
  有田焼:酒井田柿右衛門(赤絵を完成)
  京焼き:野々村仁清(色絵を完成)
  漆蒔絵:本阿弥光悦「船橋蒔絵硯箱」

A元禄文化(1684-1704:5代綱吉の治世)
学問 (儒学三派)
  古学  :山鹿素行(士道)、荻生そ来(経世済民)
  陽明学:中江藤樹(知行合一)、熊沢蕃山
  朱子学:林羅山「本朝通鑑」、新井白石「西洋記聞」
  自然科学:関孝和「和算」、宮崎安貞「農業全書」
文学
  俳諧:松尾芭蕉「奥の細道」
  浮き世草子:井原西鶴「好色一代男」・「日本永代蔵」・「世間胸算用」
  人間浄瑠璃:近松門左衛門「曽根崎心中」・国姓爺合戦」、竹本義太
美術
  装飾画:尾形光琳「紅白梅図屏風」
  浮世絵:菱川師宣「見返り美人」
芸能
  歌舞伎:阿国歌舞伎→若衆歌舞伎→野郎歌舞伎
          和事(恋愛劇):坂田籐十郎(上方)
          荒事(武勇劇):市川団十郎(江戸)

1700年頃 江戸中期 改革の時代 (6代家宣−10代家治)
社会 享保の大飢饉、天明の太飢饉、浅間山噴火、天明の打ち壊し
政治 =幕府の財政悪化に対する改革の時期

6代家宣(1709-1712)、7代家継(1712-1716)(正徳の治、補佐=新井白石

   正徳の治(朱子学者:新井白石)
     生類憐れみの令を廃止、柳沢吉保の退位
     貨幣改鋳:質の改善→物価安定
     貿易制限:長崎での貿易を制限し、金銀の海外流出を防ぐ 

8代吉宗(1716-1745)享保の改革、補佐=町奉行 大岡忠相):
   享保の改革
     経済政策
       上げ米の制、年貢の増徴、新田開発、物価対策 
     行政の整備
       公事御定書、目安箱
足高の制、町火消し、小石川療養所
     文教対策
       儒者の登用(荻生狙來
       実学奨励:キリスト教と関係のない書物の輸入許可
              青木昆陽、野呂元らによる蘭学研究
         
9代 家重(1745-1760)

10代家治(1760-1786)(重商主義、補佐=老中 田沼意次)
     田沼政治(商業資本を利用した財政再建)
       経済政策
         株仲間の大幅認可を行い、運上・冥加金の課税
         専売制の実施
         新田開発(印旛沼・手賀沼干拓)
         蝦夷地開発(新田開発、特産品)

11代家斉(1786-1837)寛政の改革、補佐=老中 松平定信
   天明の打ち壊し(1787)

   寛政の改革(老中:松平定信)
     農業政策
       倹約令、旧里帰農令(都市に流入した農民の帰村奨励)
     商業政策
       新興商人の勘定所御用達登用(資金と手腕を米価調整に利用)
       棄捐令(旗本・御家人の札刺からの借金を免除)
     飢饉・打ち壊し対策
       諸藩:囲米の制
       農村:郷倉、社倉、義倉の設置

       江戸:七分積金の制(
     文教政策
       寛政異学の禁:湯島聖堂で、朱子学以外の講義研究を禁止。
       教育振興:学問吟味(試験制度)、和学講談所
       言論統制:洒落本、黄表紙の取り締まり(山東京伝の処罰)
               林子平の弾圧
補足
   一揆の推移
      1600年代:代表越訴型(村役人が村民を代表して直訴)
      1700年代:惣百姓一揆型(村民全員が参加する)
      1800年代:世直し一揆型(没落した貧農、小作人が行う打ち壊し)  
経済 幕府の財政悪化に対する財政再建政策
    享保の改革、田沼政治、寛政の改革
文化 1700年代末頃から化政文化の萌芽
   (化政文化=文化・文政年間1804-1830前後に栄えた文化、11代家斉の治世)

尊王論の登場 
  武内式部、山県大弐 

1800年頃〜 江戸後期 幕府の衰退(1800年前後の化政文化を頂点に、以後徳川幕府が衰退する時期)
(11代家斉−12代家慶)
社会 フェートン号事件、間宮海峡発見、天保の大飢饉、大塩平八郎の乱、蛮社の獄、
政治 11代家斉(1786-1837)(大御所時代)
    蝦夷地政策
      蝦夷地を直轄地にして開発。津軽・南部藩に命じて沿岸警備。
    対外政策 
      ラクスマン来日→千島調査(近藤重蔵・最上徳内) 
      レザノフ来日→樺太調査(間宮林蔵)→ゴローニン事件
      フェートン号事件→外国船打払い令

12代家慶(1837-1853)
    天保の大飢饉→大塩平八郎の乱
    モリソン号事件→蛮社の獄(渡辺崋山「慎機論」、高野長英を処罰)

    天保の改革(水野忠邦)

      風俗統制
        倹約令、寄席制限、歌舞伎統制、出版統制(為永春水、柳亭種彦の処罰)
      経済統制
        株仲間禁止(流通機構独占の改善)
      農村対策
        人返しの法(農村人口の増加を目論む)
      対外政策
        薪水給与令、上知令、印旛沼掘り割り工事   

諸藩の改革
   薩摩藩:調所広郷の登用→藩責500万両の250年償還(事実上の踏み倒し)
   長州藩:村田清風の登用→越荷方の設置(藩自信のの商業活動)
   佐賀藩:藩主鍋島直正均田制、反射炉(大砲製造)

経済 工場制手工業の発達

藩営工場の展開
   幕府:長崎製鉄所、横須賀製鉄所
   水戸藩:幕命により石川島造船所を建設
   薩摩藩:修正館(洋式工場群)
   佐賀藩:大砲製造所

文化 @化政文化文化・文政年間前後に栄えた文化、11代家斉の治世)
学問
  国学:賀茂真淵「国意考」(ますらをぶり)、本居宣長「古事記伝」(たおやめぶり)
  神道:平田篤胤(復古神道)
  和学:塙保己一「群書類従」(和学講談所)
  洋学(蘭学):蛮書和解御用の設置、大槻玄沢「蘭学階梯」
  医学:前野良沢・杉田玄白ら「解体新書」、稲村三伯「ハルマ和解」
  地理:伊能忠敬「大日本沿海輿地全図」
  その他:安藤昌益「自然真営道」
文学
  俳諧:小林一茶「おらが春」・「一茶発句集」、与謝蕪村
  狂歌:太田南畝(蜀山人)
  川柳:柄井川柳
  和歌:良寛
  読本:上田秋成「雨月物語」、滝沢馬琴「南総里見八犬伝」
  滑稽本:十返舎一九「東海道中膝栗毛」、式亭三馬「浮世風呂」・「浮き世床」
美術
  写生画:丸山応挙「雪松図屏風」
  文人画:池大雅、与謝蕪村、谷文ちょう、渡辺崋山
  浮世絵:鈴木春信(多色刷版画=錦絵)
        喜多川歌麿「ビードロを吹く女」、葛飾北斎「富嶽三六景」・「北斎漫画」
        東洲斎写楽「役者絵」、歌川広重「東海道五十三次」
  洋画  :司馬江漢(銅版画)
芸能
  歌舞伎:武田出雲「仮名手本忠臣蔵」、鶴屋南北「東海道四谷怪談」

A教育(思想)の普及
  幕府:昌平坂学問所
  藩学:水戸「弘道館」、長州「明倫館」、福岡「修猷館」、薩摩「造士館」
  郷学:閑谷学校(庶民教育)
B私塾
   懐徳堂(儒学):出資=大阪商人 門人=富永仲基
   松下村塾(儒学):主宰=吉田松陰 門人=高杉晋作、、伊藤博文、山県有朋
   鈴屋(国学):主宰=本居宣長
   気吹屋(国学):主宰=平田篤胤
   適塾(洋学):主宰=緒方洪庵 門人=福沢諭吉、橋本左内、大村益次郎
   石門心学(心学):主宰=石田梅岩
   鳴滝塾(蘭学):主宰=シーボルト

1853年〜 江戸終期 黒船来航、攘夷、公武合体、倒幕、江戸幕府瓦解、明治維新へ向かう
(13代家定−15代慶喜)
社会 ペリー来航、安政の大獄、桜田門外の変、寺田屋事件、生麦事件、薩英戦争
七卿落ち、池田屋事件、蛤御門の変(禁門の変)、長州藩クーデター
4国艦隊下関砲撃事件、薩長同盟、船中八策、大政奉還
戊辰戦(鳥羽伏見の戦い、彰義隊、会津戦争、函館戦争)

政治 13代家定(1853-1858)(補佐=老中 安部正弘)
  合衆国東インド艦隊司令長官ぺりー浦賀に来航 
  ロシア海軍提督プチャーチン長崎来航
  ペリー再来日→日米和親条約→日英条約・日露条約・日蘭条約→鎖国の終了
  日米修好通商条約→蘭・露・仏・英と同条約締結(安政5カ国条約)

14代家茂(1858-1866)(補佐=大老井伊直弼→老中安藤信正)
  安政の大獄(吉田松陰、橋本左内処刑)
  桜田門外の変(井伊直弼暗殺)
  公武合体
  坂下門外の変(老中安藤信正暗殺未遂→幕府権力失墜→雄藩台頭)
  文久の幕政改革
    参勤交代の緩和
    京都守護職の設置(松平容保)、新撰組の設置
  攘夷運動の展開
    長州藩:藩論を攘夷に変更、外国船を下関で砲撃
  倒幕運動への転換
    8月18日の政変→攘夷派は朝廷から追放(七卿落ち)
    禁門の変(長州藩の挽回策。しかし失敗)
    第一次長州征伐→奇兵隊結成→薩長同盟→第二次長州征伐

15代慶喜(1866-1867)(補佐=勝海舟)
    フランスの援助による改革
    大政奉還

明治天皇
  王政復古 五ヶ条の御誓文

経済 開国による貿易開始(横浜港中心)
   輸出=生糸、海産物
   輸入=綿織物、毛織物、軍需品
       金貨流出万延小判改鋳
文化 学問
  洋学所設立
  蛮書和解御用掛を洋学所とする。
  1956年に蛮書調所に、1962年に洋書調所に、1963年に開成所と組織が変更する。
民衆
  ええじゃないか騒動

明治 (1968年−1912年)
1868年〜 明治前期 明治政府の基礎、内戦  (明元−明15年:1868−1882)
社会 戊辰戦争終結、征韓論(明治6年の政変)、西南戦争
政治 明治政府の基礎作り(中央集権制、藩閥政治)

王政復古の大号令
  小御所会議(徳川慶喜の辞官納地)
施政方針
  五ヶ条の御誓文 五榜の掲示(キリスト教禁止の継続)
  政体書(太政官に権力を統一する中央集権、三権分立)  改元  東京遷都 
国内政策
  版籍奉還(1869)、廃藩置県(1871)
  身分制度:四民平等(1869)
  秩禄処分(1876)、廃刀令(1876)
  徴兵令(1873)、学制(1872)

  地租改正(1873):年貢をやめて、土地の評価額の3%を支払うことを命じる
対外政策
  岩倉使節団(1871):岩倉具視を全権大使とした欧米歴訪団。
  対中国
    日清修好条規(1871)、琉球の帰属(1871)、台湾出兵(1874)
  対朝鮮
    征韓論(1873)、江華島事件(1875)、日朝修好条規(1876) 
  国境の策定
    樺太・千島交換条約、小笠原諸島の領有宣言
内戦
  佐賀の乱、神風連の乱、秋月の乱、萩の乱
  西南戦争
    ↓
  インフレ松方財政:緊縮財政増税、官営工場払い下げ民間企業の発達
政治運動(自由民権運動)
  理論的基礎
    植木枝盛「民権自由論」、中江兆民「民約訳解」
  自由民権運動の黎明期
    民選議員設立建白書(1874)
    国会開設建白書(1877)
    国会開設の勅諭(1881)
  政党設立
    自由党(板垣退助)(1881)
    立憲改進党(大熊重信)(1882)

経済 富国強兵・殖産興業

官営事業
   封建遣制の廃止(株仲間・座の廃止、藩の専売事業廃止)
   貨幣制度改革:金本位制・円銭厘の十進法を定めた新貨条例が制定される
松方財政
  西南戦争後のインフレーション
  松方正義による緊縮財政
     軍事費以外の歳出削減、新税の設置、増税
     日本銀行の設立
民間企業の発達
  財政整理のため官営工場の民間への払い下げ。

文化 =文明開化

太陽暦の採用
義務教育の開始
  学制の制定、教育令
その他
  明六雑誌(森有礼)、横浜毎日新聞
宗教
  神仏分離令:神社の隆盛、寺院の衰退  廃仏毀釈
  キリスト教布教の黙認(浦上事件)

1883年〜 明治中期 立憲君主制、産業革命(軽工業)  (明16−明30年:1883−1898)
社会 日清戦争、下関条約、三国干渉
政治 立憲君主制

国会開設の準備
  伊藤博文の渡欧:ドイツ憲法の研究(1882)
  内閣制度発足(1885)
  大日本帝国憲法公布(1889)
  第1回帝国議会(1890)


対外政策
  安政条約の改正(1894)
    陸奥宗光外務大臣のもとでイギリスと日英通商航海条約が締結。
    領事裁判権(治外法権)が撤廃。各国もそれに習う。
  日清戦争(1894)
    朝鮮で東学党の乱(1894/2)が勃発。
    日清両国の朝鮮派兵。
    日清戦争勃発(1894/7)

  下関条約(1895)
    伊藤博文首相、陸奥宗光外相と、李鴻章が交渉。
    朝鮮半島の独立を承認、遼東半島の割譲、賠償金2億両。
  三国干渉(1895)
    ロシア・仏・独が下関条約に干渉。
    日本は遼東半島返還、しかし代償として3000万両。
  日清戦争の結果
    産業革命の伸展、金本位制の確立

経済 軽工業の発展(日清戦争後、産業革命が進展、金本位制が確立)
  
  工場制手工業工場制機械工業
     製糸業、織物業の発達。
  金本位制の確立(1897)
    
文化
文学
  写実主義 :坪内逍遙「小説神髄」
  言文一致体:二葉亭四迷「浮雲」
  ロマン主義:島崎藤村「若菜集」、与謝野晶子「みだれ髪」、樋口一葉「たけくらべ」
  その他   :森鴎外「舞姫」
芸術
  東京美術学校設立(1887):フェノロサ、岡倉天心など

1898年〜 明治後期 大陸侵略 重工業の発展  (明31−明45年:1898−1912)
社会 日露戦争(旅順陥落、奉天の会戦、日本海海戦)、大逆事件
政治 =大陸侵略

国内政策
  政党の成長
    隈坂内閣:最初の政党内閣(1998)
  労働運動・社会主義運動の発生とその弾圧
    治安警察法(1900)
    工場法(1911)
対外政策
  義和団の乱・北清事変
    列強の中国侵略に対し義和団が各国大使館を包囲。
    日露を中心とした連合軍が鎮圧。
  日英同盟(1902)
    桂内閣が、イギリスと日英同盟締結ロシアとの対立激化。
  日露戦争(1904)
    旅順・奉天の会戦、日本海海戦で日本勝利。    
  ポーツマス条約
    合衆国セオドア-・ルーズベルト大統領の仲介でポーツマス条約締結
      日本側:小村寿太郎  ロシア側:ウィッテ
         日本の韓国に対する指導権
         旅順・大連の租借権
         北緯50度以南の樺太割譲
  韓国併合(1910)

経済 重工業の発展 資本主義の基礎確立

  寄生地主制の確立
  銀行資本の成長
    金本位制の確立(1897)
    民間銀行:三井・三菱・住友・安田
    官営銀行:日本勧業銀行・日本興業銀行
  鉱工業の発達
    八幡製鉄所(1901)
  財閥の形成
    三井・三菱・住友・安田

文化 文学
   自然主義:島崎藤村「破戒」、田山花袋「布団」、石川啄木「一握の砂」
   その他  :夏目漱石「我が輩は猫である」・「坊っちゃん」
芸術
科学
  電灯の普及

大正 (1912年−1926年)
1912年〜 大正時代 好景気、大正デモクラシー
社会 第一次世界大戦勃発、ロシア革命
シベリア出兵、米騒動、関東大震災
政治
国内政策
  第1次護憲運動(1912)
    藩閥政治に反対し、政党政治の確立を目的とした政治運動起こる。
       立憲国民党:犬飼毅
       立憲政友会:尾崎行雄
  大正政変(1913)
    数万の民衆が議会を包囲。桂内閣は総辞職。
  シベリア出兵(1918)
    ロシア革命を妨害するために日本、英、仏、米がシベリアに出兵。
    1922年に撤兵。
  米騒動
    富山に米騒動が起こる。(越中の女一揆):寺内内閣倒閣原内閣成立
  政友会内閣(1918)
    初の本格的政党内閣である政友会内閣(原敬首相)が発足。
  普通選挙法(1925)
    満25歳以上の男子のすべてに衆議院議員の選挙権が与えられた。
    しかし、女子には、まだ選挙権がなかった。
  治安維持法(1925)
    社会主義の運動や労働運動の取りしまり。その後、罰則が強化。
    民主主義・自由主義・平和主義までを取りしまりの対象。
    日本のファシズム体制をささえた。

対外政策
  一次大戦参加(1914)
    日本は連合国側で参加。ドイツの東洋の根拠地、青島などを攻める。
  対華二十一ヶ条要求(1915)
    中華民国大総統の袁世凱に対し、21か条の要求を出し、満州へ手をのばす。
       三東省での独の利権を日本が受け継。
       満州、モンゴルでの日本の利権を広げる。 など

  ワシントン会議

   @4カ国条約(1921)
      日・英・米・仏が太平洋上の領土の現状維持を約束。日英同盟を破棄する
   A海軍軍縮条約(1922)
      主力軍艦を制限。英5:米5:日3。10年間は主力艦の建造を禁止。
   B9カ国条約
      4カ国に加えて伊、ベルギー、蘭、ポルトガル、中国が参加。
      中国の独立と主権の尊重、日本は山東省の利権を返還。

経済 好景気時代
文化 =社会運動 大衆の文化

文学
  白樺派  :武者小路実篤「友情」・「愛と死」、志賀直哉「暗夜行路」・「小僧の神様」
         有島武郎「或る女」・「小さき者へ」
  耽美派  :谷崎潤一郎「痴人の愛」、永井荷風「ふらんす物語」
  新現実派:芥川龍之介「鼻」・「羅生門」、菊池寛「父帰る」・「恩讐の彼方へ」
  プロレタリア文学:小林多喜二「蟹工船」

哲学・思想 
  吉野作造「民本主義」:大正デモクラシーの基本的理念となる。
  西田幾多郎「善の研究」

芸術

科学
  KS鋼の発明(本田光太郎)
その他
  ラジオ放送開始(1925)

昭和 (1926年−1989年)
1926年〜 戦前−@ 恐慌→戦争へ向かう  (1926:昭和元−1935:昭和10年)
社会 満州事変(柳条湖事件)、第一次上海事変、五・一五事件
政治 恐慌→戦争へ向かう

満州事変(柳条湖事件)(1931)
  9月 奉天郊外の柳条湖で日本軍(関東軍)が自ら満州鉄道の線路を爆破。
  その罪を張作霖の息子、張学良にきせて軍事行動を起こした。
  関東軍は4ヶ月かけて満州全土を征服。
  この事件が、太平洋戦争終結まで続く「15年戦争」の発端となった。
第一次上海事変(1932・1)
  日本人僧侶襲撃事件を発端に、日本軍と中国軍が衝突。
満州国建国(1932・3)
  3月 清朝最後の皇帝、「愛新覚羅ふぎ」を元首に据えて、満州国を建国。
五・一五事件(1932・5)
  青年将校らが総理大臣の犬養毅を暗殺。
  この結果、政党政治が終わりを告げた
国際連盟脱退(1933)
  2月 国際連盟が日本の満州国撤退決議。松岡洋右議場から退場。
  3月 日本は国際連盟を脱退。

経済 =経済の破綻

金解禁
  金の輸出禁止を解除。直後、世界恐慌が日本にも波及。

昭和恐慌(1930)
  日本にも不況が波及し、約3年間失業者が続出した。
  この後、三井・三菱・住友・安田・第一の五大財閥が強化された。

文化

1936年〜 戦前−A 戦争勃発  (昭和11−昭和20年:1936−1945)
社会 二・二六事件、日中戦争(廬溝橋事件)勃発、ノモンハン事件、第二次世界大戦勃発
ABCD包囲網、太平洋戦争開戦、
終戦

政治 =戦争勃発

二・二六事件(
1936
  東京で陸軍の青年将校らが反乱を起こし、首相官邸などを襲う。
  斎藤実・高橋是清らの大臣のほか多くの政府高官を殺傷。
  軍による独裁政府の樹立を目指したクーデターであり、関与した17名が死刑。
  結果的には軍による政治の掌握・独裁化を進める事になってしまった。

日中戦争(廬溝橋事件)(
1937
  9月  廬溝橋事件をきっかけに、日中戦争が勃発。
  12月 南京陥落。

国家総動員法(
1938
   重要軍事産業の労働力確保のために定められた国民徴用令(白紙招集)。
   政府は議会の承認無く、物資・人員の動員が可能になる。
   戦時体制の確立
日独伊三国軍事同盟1940
   日本、ドイツ、イタリアが軍事同盟を結成(枢軸国体制の強化)
大政翼賛会発足(
1940
   政府は各政党を解散させて、大政翼賛会をつる
   国民すべてを国の政策に協力させる体制をつくった。
大日本産業報告会(
1940
   全ての労働組合、農民組合の解散

日独伊三国軍事同盟

日ソ中立条約(
1941・4
   北方の安全をはかるため、日ソ中立条約締結。

ABCD包囲網(
1941・7
   アメリカ、イギリス、中国、オランダが在外日本資産の凍結。
   石油などの輸出禁止。

太平洋戦争開戦(
1941・12・8
   真珠湾攻撃により太平洋戦争開戦。
開戦から終戦の流れ
     ミッドウェー海戦(1942・6)→サイパン島陥落(1943・7)イタリア降伏(1943・9)
   
レイテ沖海戦(1944・10)東京大空襲(1945・3)硫黄島陥落(1945・3)
   →ドイツ無条件降伏(1945・5)沖縄決戦(1945・6)ポツダム会談(1945・7)
   →広島原爆(1945・8・6)ソ連参戦(1945・8・8)→長崎原爆(1945・8・9)
  →日本無条件降伏・終戦(1945・8・15)

経済 =統制経済
文化 疎開

1945年〜 戦後復興期 終戦、戦後の復興期(1945:昭和20年−1959:昭和29年)
社会 日本無条件降伏・終戦、朝鮮戦争
政治 降伏文書調印

GHQの間接統治、財閥解体、第一次農地改革
日本国憲法
公布・施行、ドッジ=ライン、シャウプ勧告、公職追放、警察予備隊
サンフランシスコ講和条約、日米安全保障条約、日ソ共同宣言、国際連合への加入
経済 朝鮮戦争特需
文化

1960年〜 高度経済成長期
社会 安保闘争、所得倍増計画、東海道新幹線開通、東京オリンピック、日本万国博覧会
政治 小笠原諸島返還、沖縄返還、日中国交回復
経済 所得倍増計画、ドルショック、オイルショック
文化
1975年〜
社会 青函トンネル開業、瀬戸大橋開通、鳥取県西部地震
政治
経済 バブル経済
文化 共通一次テスト開始、荒神谷遺跡発見
平成 (1989−)
1989年〜 平成不況 1980年代から好景気に沸いた日本経済が崩壊。平成不況を迎えた。
社会 阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件
政治
経済 バブル経済崩壊、平成不況
文化 出雲大社巨大御柱発見
2003年〜 経済復興期? 経済復興期?


 「ファンタジ−米子・山陰の古代史」は、よなごキッズ.COMの姉妹サイトです
   ファンタジ−米子・山陰の古代史