米子市周辺の神社
勝田神社 所在地 御祭神 祭典
米子市博労町 勝田四郎公 4月15日、10月15日
                                    
  
米子では最もポピュラーな神社です。
鎌倉時代に境港から弓ヶ浜部にかけて開拓事業を行った勝田四郎が祀ってあると伝えられており、米子の総鎮守で一般に「かんださん」の名で親しまれています。


貴布弥神社 所在地 御祭神 祭典
米子市車尾2丁目 4月19日、10月19日



糺(ただす)神社 所在地 御祭神 祭典
米子市立町4丁目



賀茂天満宮 所在地 御祭神 祭典
米子市加茂町2丁目−212 別雷命 菅原道真公
「天神さん」として親しまれている神社です。



祇園神社 所在地 御祭神 祭典
米子市祇園町



愛宕神社 所在地 御祭神 祭典
米子市愛宕町



宗像神社 所在地 御祭神 祭典
米子市宗像298 宗像三女神
(市杵島姫神、湍津姫神、田心姫神)
当地方第一の古社で、約1,000年前の延喜式神名帳に記されている伯耆六社の一つとして有名な神社です。
創建年代は不詳であるが、往古、宗形氏族が海路この地に来着して居を定め、その祖神である三女神を奉斎して、神社を創建したものと伝えられています。



粟島神社 所在地 御祭神 祭典
米子市彦名町 少彦名命
本殿は山の上に有ります。
かつては山を神体として社殿は山の下にあったとも言われています。
戦国時代尼子氏の伯耆侵攻の際に焼失し、のちに尼子氏が再建するなど幾度か建て直しされました。
現在の社殿は昭和11年に再建されたものです。
御祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、神功(じんぐう)皇后、大己貴命は大国主命(おおくにぬしのみこと)のことです。
少彦名命は大国主命とともに出雲の国造りに関わった神様で、大国主命の手のひらに乗るほど小さかったと伝承されています。
現在は陸続きになっている粟嶋、ずっと以前は中海にある小島でした。
伯耆風土記によると少彦名命は粟嶋に上陸した後、粟の茎にはじかれて常世の国に渡ったとされています。
上陸したとされる場所には、小さい岩をご神体とした「お岩さん」が祀られています。
少彦名命は人に医薬の法を伝えたことから、病気平癒の祈願に訪れる人も多いそうです。
また粟嶋神社には人魚伝説も残っています。
このあたりの漁師の集まりで出た、珍しい料理を誰も気味悪がって食べる人はいませんでした。
ところが一人の漁師が自宅に持ち帰ったのを、その家の18才の娘が知らずに食べてしまいました。
実はそれは不老長寿とされる人魚の肉だったのです。
それからというもの、その娘は何年経っても姿は18才のまま。
世をはかなんで娘は、尼になって粟嶋の洞穴にこもり、寿命が尽きるのを待ったそうです。
静かに息を引き取ったのは800才だったということで、村人達はこれを哀れんで、この娘のことを「八百比丘(はっぴゃくびく、やおべく)さん」と呼んで、延命長寿の守り神として丁寧に祀ったそうです。
ちなみに八百比丘伝説は全国各地にあるようです。
この洞穴は山麓の西側、海岸近くにあります。
万葉集の歌にある「静の岩屋(しずのいわや)」ともいわれ、神社の駐車場近くには「大汝 小彦名のいましけむ 志都の岩屋は 幾代経ぬらむ」と記された石碑がたっています。



和田御崎神社 所在地 御祭神 祭典
尼子の家臣・安田与惣左衛門たちによって、出雲の日御崎神社から分霊が移された神社です。



大崎神社 所在地 御祭神 祭典
米子市大崎
  



大神山神社奥宮 所在地 御祭神 祭典
鳥取県西伯郡大山町大山 大国主命 奥宮春季大祭(福迎えの神事) 5/23,24
奥宮古式祭 7/14,15
創建・開創は、出雲風土記、延喜式などに記載はあるものの不明とされています。



金持ち神社 所在地 御祭神 祭典
鳥取県日野郡日野町金持 天之常立尊(あめのとこたちのみこと) 4月25日、7月25日、10月25日
   

810年出雲の神官の次男が、伊勢神宮参拝のためこの地を通りかかったところ、お守りとして身につけていた神前の目付の玉石が急に重くなりました。そして、この地に宮造りするよう神夢があったので、宮造りしたと伝えられています。
金持郷は、昔、黄金より勝ると言われた「玉鋼」の産地で、原料の砂鉄が採れる谷を多く所有し、金具の文字で表されているように、鉄(てつ)のことを金(かね)と読んでいた事から、金の採れる谷を多く持つ郷「金持」と呼ばれるようになったと伝えられています。



滝山神社 所在地 御祭神 祭典




島根県の神社
かつて、出雲地方では10月を「神在り月」と呼んでいたくらいで、まさしく島根県は神社のメッカと言うべき所だと思います。
由緒在る神社が多数在ります。

意多伎神社 所在地 御祭神 祭典
島根県安来市飯生町679 大國魂命,大田命
倉稲魂命(食師社)
五十猛神



能義神社 所在地 御祭神 祭典
島根県安来市能義町366 天穂日命 大己貴命



揖屋神社 所在地 御祭神 祭典
島根県八束郡東出雲町揖屋 伊弉冉命、大己貴命
少彦名命、事代主命
穂掛祭=8月28日



武内神社
(平濱八幡宮)
所在地 御祭神 祭典
島根県松江市八幡町303 武内宿禰命、応神天皇 武内神社大祭 8/31  



八重垣神社 所在地 御祭神 祭典
島根県松江市佐草町227 素戔嗚尊 櫛稲田姫 10月20日 例祭日  
5月3日 身隠神事
「八雲立つ 出雲八重垣妻込みに 八重垣造る其の八重垣を」で有名な神社です。
旧称佐久佐神社(さくさじんじゃ)。式内社で、旧社格は県社。意宇六社の一社。出雲國神仏霊場第十四番。
素盞嗚尊と櫛稲田姫の故事から縁結びの神社として信仰を集めます。

社伝によれば、素盞嗚尊が八岐大蛇を退治した後、「八雲立つ出雲八重垣妻込みに八重垣造る其の八重垣を」と詠んで櫛稲田姫との住居を構えたという須賀(現在の雲南市大東町須賀)の地(須我神社)に創建されたそうです。
後に、青幡佐久佐日古命が祀られる佐久佐神社の境内に遷座したということです。



神魂神社 所在地 御祭神 祭典
島根県松江市大庭町563 伊弉冊大神(イザナミ)
伊弉諾大神(イザナギ)
春祭=4月18日 例祭=10月18日 新嘗祭=12月13日 神在祭=11月11日



熊野大社 所在地 御祭神 祭典
島根県八束郡八雲村熊野2451 素戔嗚尊
10月14日
火の発祥の神社として「日本火出初之社」(ひのもとひでぞめのやしろ)とも呼ばれ、出雲大社と共に出雲国一宮であり、意宇六社の一つです。
社伝によれば、祭神名は「伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命」とし、素戔嗚尊の別名であるとしています。
「伊邪那伎日真名子(いざなぎのひまなご)」は「イザナギが可愛がる御子」の意、「加夫呂伎(かぶろぎ)」は「神聖な祖神」の意だそうです。
「熊野大神(くまののおおかみ)」は鎮座地名・社名に大神をつけたものであり、実際の神名は「櫛御気野命(くしみけぬのみこと)」ということになるそうです。
「クシ」は「奇」、「ミケ」は「御食」の意で、食物神と解する説が通説のようです。



湯野(亀嵩)神社 所在地 御祭神 祭典
島根県仁多郡仁多町亀嵩1284 大己貴命、少彦名命
迩迩藝命、事代主命
創立年代は詳らかでありませんが、六国史及び出雲風土記所載の神社にして、亀嵩温泉の医薬の主護神として創建された神社です。
松本清張作、「砂の器」の舞台となった神社で、鳥居の左横に記念碑が建っています。
近くにある「玉峰荘」はくつろげる日帰り温泉です。




美保神社 所在地 御祭神 祭典
島根県松江市美保関町 事代主命 青柴垣(あおふしがき)神事=4/7
諸手船(もろたぶね)神事=12/3
   参照:美保関町



忌部神社 所在地 御祭神 祭典
島根県松江市東忌部町957 天太玉命 天照大御神
天児屋根命 外二十二神
御例祭日=10月19日

出雲大社 所在地 御祭神 祭典
島根県出雲市大社町杵築東195 大国主命
平安時代に源為憲は「口遊」の中で「雲太(出雲大社)和二(東大寺大仏殿)京三(平安京大極殿)」と記しました。
これは当時、出雲大社が東大寺大仏殿(46m)よりも高い、日本一の高層建築物として知られていたことを物語っています。
現在は8丈(24m)ですが、伝承では、古代の出雲大社は16丈(48m)あったとされています。
   参照:出雲市周辺 



日御碕神社 所在地 御祭神 祭典
島根県出雲市大社町日御碕455  天照大御神  素盞嗚尊
日御碕神社は島根半島の西端に位置し、神の宮に素盞鳴尊(すさのおのみこと)、日沈宮に天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています。
素盞鳴尊の奇魂(くしみたま)と、日の神・天照大御神の和魂(にぎみたま)の御霊威をいただいた御神徳は「邪心を払い給う神」「厄除けの神」「産びの神」「縁結び、夫婦円満、家運繁栄の神」「交通安全の神」「殖産興業、安産の神」など広く霊験あらたか。
上世以来20数回の造営すべてが勅命か、将軍命によるものであることからも、御神威の一端がうかがわれます。


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 初詣について

 新年に初めて神社に参拝することを「初詣で」といいます。
 本来初詣では「恵方(えほう)参り」と言われ、その年の縁起のいい方角の神社にお参りしました。
 恵方とは陰陽道(おんみようどう)で、その年の干支(えと)にもとづいた最も縁起が良い方向のことをいいます。
 つまり、その年の恵方の方角にある神社にお参りすると年神から福が与えられると考えられていました。
 また、恵方とは反対に不吉な方角とされるのが「鬼門」です。
 初詣は以前は元旦に限られたものでしたが、今では松の内(1月7日)までに行けばいいということになっています。
 また、最近では有名神社に集中する傾向が年々強くなり、氏神や産土神(うぶすながみ)、また恵方という意識は薄れてきています。